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2009年01月12日

470Cup開催中~所感など

1月10日(土)からFar East Yacht Club創設1周年記念イベントとして470Cupを開催しています。


SLでヨットに出会ったのが1年9ヶ月前になるでしょうか?USSでNYCのメンバーに入れてもらい、フリーのtako2.3をもらって、そのプログラムの緻密性に驚き、改めてSLの奥深さを感じた時期でした。

当然、ヨット好きが集まる場所を転々とし、最初USSで外国人が行っているレース(その頃はほぼtako中心)の観戦をしていたものです。自分でもレースに参加したいと思い、たまたま見つけたKAIENさんのERCJ第一回ヨットレースに参加。初めてのレースで1位!(実はtako2.3と3.2が出走可能で、当然私は性能のいい3.2で出場したことと、KAIENさんの集計ミスもあって実質は3位でした^^;)
もう、病み付きになるのは目に見えています。

そんな思い出深いERCJ本拠点のあるGogolで本格的なCup戦の予選を開催できて嬉しく思っています。^^

今まで、ERCJやFYCでも様々なヨットレースをやってきましたが、いずれも単独レースか、長期でもシリーズ戦でした。
シリーズ戦自体面白いのですが、短期集中で1つのCupを狙う大会開催がなかったこともあります。

さらに、自分でも出場したFizz Cupのすばらしさや、先日行われたHayama Cupでの参加者の盛り上がりを見て、まさしくFYC創設1周年記念イベントとしてふさわしいものだと手前味噌ながら思っています^^;

タイミング的にもcorryさんが煮詰めてきたDG-470はとてもすばらしい性能を誇っていて、レース艇には申し分ないパフォーマンスを提供できた事もいいきっかけでしたね。

このDG-470 2.0は実際の470文献を参考にプログラムされた速度極線でクローズ、アビーム、クォーター、ランニングなどでのヨット性能を可能な限り忠実に再現しています。

ハイク(傾き)操作による風を効率的に捕らえる数値計算や、ウインドシャドウによる他艇との駆け引き、もちろんスピンネーカーやセンターボードの出し入れによるスピード維持テクニックなど、セーラーを悩ませる機能満載w

参加されている各セーラーの方も操作性での大変な思いと、それに向けた練習や実際のレースで「ここを失敗した!」とか「なんで後ろで風を奪うの!」とか「風が回ってイメージラインが取れない!」とか「シムが重くて実力が出せない!」などなど。様々な思いをしている事でしょうね^^

思い通り行かなくても逆に、そんな至福の時間を過ごせるSLのすばらしさを改めて感じている方も多いと思います。

私の立場では特にコース設計をしていると、自分だったらこのコース取りが面白いとか、風向きをこの設定だったらバトルが面白くなりそうとか思って、実際にレーサーがそのような展開をするのがとても面白く見ています^^;

今回の各RDやサポートメンバーも自分ではレース参加しなくても、それぞれの立場で楽しんでいると思います^^

外国のレース終了後、参加者は「Thank you for hosting ~誰々」と言ったお礼の言葉をかけます。hostingって辞書に出ないなぁ。。
しかし「誰々さん、ご接待ありがとう」的な使い方なのだと思います。レースを行って楽しんでいただく姿を見る事が、こちらも嬉しかったり楽しかったりします。

さらに付け加えるなら、作業は細かく時間も取られるし全て持ち出しなのですが、その時間が後で振り返るととても充実しているんですね^^

という意味で、本当にご参加いただいている方、応援の方、サポートスタッフのみなさんには感謝の言葉しかありません。
まだまだ始まったばかりの470Cupですが、進行や運営の不手際もあるかも知れません。
是非大目に見ていただき楽しんでやっていきましょう!w  


Posted by Max Starostin at 11:53Comments(5)レース